1800MHz Spectrum Analyzer
ITC Model SA1800
とってもレアなスペアナで
レアな分マニュアルも入手できません。
本体のみの出品で電源ケーブルはありません。
外観は大変に綺麗な状態を保っていますが周波数カウンターの動作が不安定です。
Center
Frequencyは1850MHzまたは1300MHzに切り替えられるトグルスイッチがありますが周波数カウンターが不動のため確認できません。
1850MHz:周波数カウンターは動作しますがベースラインが波打っています。800M帯のプラチナバンドは観測できています(画像13)
周波数表示はタイムラグがあり信頼性に欠くような表示です。
1300MHz:カウンター表示が-1.23909GHzで変化しません(画像18)
基線はコースとファインで移動できスペクトラムを追跡可能です(画像17)
出品にあたり内部を見たところ綺麗な状態を保っていました。
画像10でDIPソケットのICが抜けていました。
シルク印刷は733とありますのでuA733またはLM733の差動増幅器と推測しています。カウンター表示との関係はわかりません。
uA733のCANタイプは楠木総業で入手できます。
この状態での出品になります。
画像14はSGから画像13の中心周波数に合わせたら884MHzになり,その周波数で出力レベルを-40dbmで位相変調をかけたスペクトラム波形です。横軸は10MHz/div.、周波数カウンターは857.3MHzでした。
Center
Frequency Switch -1300MHz 、横軸1MHz/div
画像15:SG出力150MHz,-20dbm, FM変調_1MHz
画像16:SG出力150MHz,-20dbm, AM変調_10KHz
画像17:SG出力150MHz,,-20dbm キャリアのみ
Center Frequency Switch -1300MHz
、横軸50MHz/div
画像18:SG出力100MHz,-20dbm
現状の状態でVHF帯のスプリアス観測にいかがでしょうか。
全ての操作と精度の保証はありません。
疑問点は追試しますのでご購入前に質問してください。
ノークレーム、ノーリターンでのご検討をお願いいたします。
SG:SMY02