吉川英治/株式会社講談社
(一)1980/06/05発行 (二)1984/01/20発行 (三)1984/01/20発行 (四)1984/01/20発行
<<解説>>
「宮本武蔵」は著者の代表作中の代表作である。著者の執筆三年前、直木三十五は武蔵非名人説をとなえて文壇を沸かしたが、菊池寛と共に著者は強く反駁し、小説をもって答えたのが本書である。当時、武蔵はまだ講談の世界の二刀流の英雄として罷りとおっていたが、著者の描く関ケ原出陣の武蔵に、読者はまず驚嘆した。また憎々しい講談の巌流が前髪立ちの美剣士小次郎として登場したことも。
―従来の武蔵像は、一変されたのである。
(※カバーの裏表紙から引用)
(一)カバー背表紙に色褪せ、シミあり。カバー裏表紙、カバー裏面にシミあり。天、地、小口、ページ内に軽度の変色、シミあり。裏表紙に折れあり。本誌背表紙に色褪せ、シミ、汚れあり。
(二)しおりあり。カバー背表紙に色褪せ、シミあり。カバー裏表紙、カバー裏面にシミあり。天、地、小口、ページ内に中度の変色、シミあり。表表紙角に折れあり。本誌背表紙に色褪せあり。
(三)カバー背表紙に色褪せ、シミあり。カバー裏面にシミあり。天に重度の変色あり。地、小口、ページ内に中度の変色。地に傷あり。本誌背表紙に色褪せ、微細な破れあり。
(四)カバー背表紙に色褪せ、シミあり。カバーそで、裏面にシミあり。天、地、小口、ページ内に中度の変色あり。本誌背表紙に色褪せ、微細な汚れあり。
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