1995年発売のTYCO社ライセンス ・企画/製造 ㈱エポック社 ・総発売元 日本レーシングシステムズ「SUPER CIRCUIT S-601 CHAMPION GRAND PRIX」セットです。新品で購入し数回、走らせたのちは箱詰めしなおして暗所に保管されていました。セット内容に欠品・破損などはありませんが経年により箱には傷・少々の破れ、付属していたチラシにも破れなどもありますが当時ものとしてはきれいな状態だと思います。このセットの特徴として当時の鈴鹿・F-1世界16戦サーキットのコースレイアウトを再現して楽しめることがパッケージにもアピールされており、各コースに使用するパーツについては付属のチラシの裏面に記載されているため、拡大コピーするなどして組み換えの参考に使用してください。パッケージイラストのマシンはフェラーリF1とマクラーレンホンダですが実際に付属していたのはベネトンフォードとウィリアムズルノーでした。当時はトイザらスなどでもこのシリーズが販売されており、同時に購入していたストリートマシンのダッジバイパー(黄)とダッジステルス(三菱3000GTOの兄弟車・黒)も 一緒にお付けいたします。
私と同世代の方にとってこのHO(1/87)スケール・スロットレーシングカーは子供の頃、「マグナカー」と称されて町のおもちゃ屋さんに常設コースがあったりとかなり懐かしい存在のはず。お家が広い、裕福な家庭のご子息しかコースを買ってもらうことは叶わず、お小遣いに余裕がある方たちはマシン単品を購入してお店のコースで走らせており、その走りを食い入るように眺め、マシンから匂ってくるタイヤとモーターが焼けるニオイに興奮していたことを懐かしく思い出します。今回、作動テストを行うために走らせてみて、その速さに圧倒されました。コースの金属レールと接触する、ピックアップシューの部分のコンデションにより電気の通電が阻害されると走らなくなってしまうため、その部分にはマメなお手入れが必要です(磨くだけですが)。競争時、片方がコース・アウトしてしまうと残されたマシンに電力がブーストされてコースアウトしてしまうあたりもテクニックの見せ所です。
※商品はすべてセットで楽しんでいただける方です。演出品は私物につき付属いたしません。