■商品説明
『コーヒーの美味しさは、フルーティーな酸味』だとか『やっぱりコーヒーは苦味だね』などなど色んな声が聞こえてきます。
エチオピアモカの説明の前に、
コーヒーの基本『酸味と苦味』を知っておいてくださいね。
《コーヒーの酸味は２種類》
１．焙煎してから日にちが経って酸化した時の酸味
焙煎したコーヒー豆はとても酸化しやすい食べ物です。酸化した豆で抽出したコーヒーは酸味がでます。そう。その酸味がとても不味く感じます。一概には言えませんが、皆様が『いやだ！』と言っている酸味はこの【酸化した酸味】が多いのです。
２．コーヒー豆が持っている本来の酸味
コーヒー豆はコーヒーの木の果実のタネ。なので、酸味を感じて当たり前。ですが、焙煎をドンドン進めて行くことで、酸味成分が減っていき苦味成分が増えていきます。ですので、コーヒーの本来持っている酸味は浅煎りであればあるほど感じられます。
酸化した酸味は論外。だけども、昔のコーヒーは当たり前のように、この酸化しちゃった酸味のコーヒーを飲まされている事がありました。
コーヒーから感じる果実のような酸味は本当に美味しいです。だけど、この美味しい酸味にも様々な味があり、好みも分かれます。
そして、豆の品質が悪くてもダメ。焙煎が悪くてもダメ。淹れ方が悪くてもダメ。本当なら美味しく感じるコーヒーの酸味でも、飲みにくい酸味のコーヒーがとても多いのが事実。
だから、コーヒーを良く飲む方でも『コーヒーの酸味は苦手』と言う人がとても多いんです。
実際に僕もそうでした。
《コーヒーの苦味も２種類》
１．焙煎時に焦がしてしまった苦味
コーヒーを飲んだ時に感じる嫌な苦味の大半は、焙煎時に焦がしているから。どんなに浅煎りでも焦がしてしまえば、苦味を感じるコーヒーになります。
２．コーヒー本来の苦み成分
焦がさないように焙煎しても、焙煎時の化学変化で苦味成分が出てきます。これが本当の、コーヒーの苦味なんです。
焦がしていない苦味は深みがあって本当に美味しいんです。
【エチオピアモカはどんなコーヒーなの？？】
前置きが長くなりましたが、チャオッペのエチオピアモカはエチオピアの豆の中でも最上級グレードのG1。そしてとても上質な生豆なんです。
ジャスミンの風味、レモンなどの柑橘系を思わせる酸味、何と言っても昔からファンの多い、モカフレーバーが最大の特徴。
普段からスペシャルティコーヒーなどを楽しまれている方にはぜひ一度飲んで頂きたいです。
そして、今までは『酸味はどうしても苦手』だと思っていた方や『酸味の少ないコーヒーが好き』だといった方にも是非チャレンジして頂きたいコーヒーです。
《浅煎り・中煎りコーヒーの淹れ方のコツ》
浅煎りコーヒーは苦味成分が少ないので高温で淹れても苦味は気になりません。なので、湯温は気にせず熱いまま注いでください。逆にあまり温度を下げてしまうと、酸味が強く出すぎて、飲みにくいコーヒーになってしまいます。
そして、浅煎り・中煎りコーヒーはあまり濃ゆいと飲みにくく感じてしまいます。いつもより少し少ない目の豆量、そして少し荒い目に挽いてもらって、すこし早い目に抽出してください。（中挽きを指定して頂いたお客様は少し荒い目に挽いています）
そうすることで、とても心地よい香りと酸味を感じてもらえる最高の一杯になるでしょう。
《味のバランスメーター》
香り ★★★★
酸味 ★★★☆
苦味 ★☆☆☆
コク ★☆☆☆
《おススメの飲み方》
◎香り高く、後味がいいのでブラックで楽しんでください。
《焙煎度》
浅煎り（ミディアムロースト）
