アンリ・ジャイエに匹敵するとも言わしめた伝説的なドメーヌ・シャルル・ノエラは
1988年にドメーヌ・ルロワに売却され、その輝かしい歴史の幕が下りた
その実孫であるステファン・モローは、偉大な家系の恩恵によるネットワークと
ブルゴーニュNO.1クルティエと呼ばれた父がいたことからコート・ドールで絶大な信頼を得る
ルイ・ジャドやジョセフ・ドルーアン等といった著名ネゴシアンを顧客に持つクルティエとして活動しながらも
自身のルーツであるドメーヌ・シャルル・ノエラが破格の値段でルロワに売却され消滅してしまったことを
口惜しく思い、なんとか現代にその名声を復興できないかと模索していた
そんな中でルロワがシャルル・ノエラの商標については取得していないことを知り、伝説を復活させるべく
2013年に購入したネゴシアンでシャルル・ノエラを冠したワインをリリース
広大な情報網を持つ彼は特に古酒の発掘力が群を抜いており、表に出ないような小さいドメーヌであっても
品質の高さを見抜いて買い付けることができるため古酒愛好家の垂涎の的となっている